痛い箇所を触りすぎると悪化します!!

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痛い箇所を触りすぎて、余計に頂くなったというお話です。

ゴルフ後に左首が痛くなるという方が
来院して下さいました。

数ヶ月前から少しづつ痛み始め、今は何もしなくても左首に痛み、違和感があります。

姿勢検査では左肩が上がっていました。
可動域検査では首を左に倒す動作と、左を向く動作で痛みが再現されました。

他には肩をすくめる動作で痛みは再現されます。

本人は脱力した状態で、私が首を動かす検査では、痛みは再現されませんでした。

初めに結論から言うと、左首の筋肉の軽い炎症が起きているものと思われました。

簡単に理由を言うと、自分で筋肉を使うと痛みは再現され、他人が動かす(筋肉を使わないで動かす)
と痛みは再現されない。
ですので、筋肉自体の問題と断定できるからです。

原因として考えられるのは、スイングでの過剰な意識でした。
テークバックを大きくし、頭を残すことを意識していました。
そうすることで左首を過剰に緊張させていました。
それを繰り返しやることで、負担をかけていました。

しかし、今回お話を聞いていて症状悪化の原因が違うところにありました。
それは、患部が気になりすぎて、ご自分でグリグリとマッサージをやり過ぎていたのです。
場所的に筋膜の炎症かなにかを起こしたのではないかと思われました。

施術中に患部をアイシングし、痛みはだいぶ軽減されたことも決め手となりました。

今回の方は痛みの発生機序と悪化の原因が違うというものでした。
痛みのある部位は気になり、ストレッチしたりグリグリとマッサージしたくなります。
しかし、それが悪化の原因となることも多々あるのでご注意下さい。

当院へ通われている方は、自分で対処せずに、まずはお電話やメールで対処法をご相談ください。