首の痛みと頭痛

症状

首の痛みと頭痛を訴えて来院。
首の痛みは慢性的で、頭痛は後頭部からこめかみあたりが痛む。
普段から首、肩こりが強くなると頭痛になる。
頭痛の頻度は週に2~3回で多いとウィークデーは毎日。
仕事はデスクワークで、一日8時間以上はPCに向かっている。

分析

首を後ろに倒すと痛みがあり、可動域が減少していた。
加えて、後頚部には圧痛があり、筋肉も緊張していた。
また、典型的な猫背で座ったときに腰から丸まり、
デスクワーク中は顎がやや前に出ている様な姿勢になっている。

施術

過度に緊張している筋群と伴って運動学的に問題のある関節にアプローチ。
構造的にも運動学的にも負担が少ない状態を作るように調整をした。
初回の施術後には頚部の可動域は8割方改善したが、少しの痛みが残っていた。
3回目の施術後には頚部の運動時痛はなくなり、可動域も問題ない範囲まで回復していた。
その後、姿勢のコントロールやリハビリを行っており、最近では一ヶ月以上頭痛は起きていない。

考察

デスクワークと首肩コリの問題、付随する頭痛などは職業病的な要素もあります。
ともあれ、負担を減らす、疲労をコントロールする、エクササイズ等で筋肉の疲労を管理する、定期的に体のメンテナンスをする、など色々な方法で制御する事は可能です。

※施術効果には個人差があります。