通勤電車で寝違い

症状

40代 女性
通勤時に寝ていて駅に着いたので起きようと
顔をあげた時に右首に激痛が走った
顔を少し下、左に傾てたポジションでないと痛い

分析

問診にて以下のことが分かりました。

・通勤に一時間かかる
・通勤時はいつも首を前に倒した姿勢で寝ている
・ここ数日は起きた時に首が固まったよな感じがあった
・仕事はデスクワークで9時間近く座っている
・定期的な運動はしていない
・寝る時は高さが高い枕を使わないと寝づらい

可動域検査と姿勢検査で以下のことが分かりました

・右に首を倒すと痛い
・右に振り向いてもいたい
・首を反らすと痛い
・猫背
・右肩が巻き肩になっている

※神経学的検査は異常なし

施術

左首の短縮して過緊張した筋肉と右の肩甲下筋を緩めた。
右の指先から緩めていき巻き肩までをアプローチ。
この時点で痛みは半減。

頸椎、胸椎、仙腸関節を矯正。
最後に腹筋から胸の前を通り首まで走っている筋膜をリリース。
更に痛みが改善。

考察

今回の症状は姿勢が原因です。
通勤で下を向いて寝て居る、仕事中に悪い姿勢でPC作業

寝て居る時に高い枕を使用

どの姿勢も首が前に曲がっています
ストレートネックの状態を自分で作ってしまっていました
その姿勢で常に首の後ろの筋肉が伸ばされていました。
それと同時に首の前の筋肉が縮まっていました
その状態が常に続いていたので、最近では起きた時に
首が硬くなったと感じていました
それが体のSOSのサインでした。

最終的には長時間下を向いて急激に首を持ちあげた時に
後ろの筋肉が耐えきれづに痛めてしまいました

今回の方のような方は多いと思います
心当たりのある方は是非とも姿勢を見直してみて下さい